2/23(金・祝)に開催されたイベント「もっと知ろう!花粉症対策のこと」(経済産業省・環境省・花粉問題対策事業者協議会 共催)。当イベントでは、健康経営のブースが設けられ、パネルを展示。プログラムでは医師で日本医科大学の大久保公裕教授とタレントの優木まおみさんによるトークショーがありました。
花粉症はまさに国民病、個人も企業も対策を
国民の約1/3が花粉症という現代日本。経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 課長 橋本泰輔氏からは「花粉症は現代日本には見過ごせない問題。健康経営の中でも企業における花粉症対策支援について設問を入れています。今日は健康経営のブースで詳細が書かれたパネルも展示されていますので、ぜひご覧ください。」と案内がありました。
花粉症と健康経営、働き方
健康経営のブースでは「花粉症と健康経営」「花粉症と働き方」の2枚のパネルを展示。健康経営を実践する企業の多くが、既に花粉症対策支援を行っていること、また、花粉症対策支援と離職率に相関があり、企業の花粉症対策支援はやればやるほど好影響であること等が説明されていました。
また、健康経営度調査から、企業の花粉症対策支援のうち最も離職率低下に好影響のある施策は「花粉症に合わせた柔軟な働き方」であることをデータで表示。「花粉飛散量の極めて多い日はテレワークの検討も」といったメッセージも書かれていました。
パネルデータのダウンロードはこちら
個々の対策はリテラシーと、花粉に触れない、持ち込まないこと
トークショーでは優木まおみさんが「花粉症の症状が出ると、QOLすべてが下がってしまう。」とコメント。大久保教授は「寝室には加湿器、玄関・リビングには空気清浄機を置くなど、場所に合わせた対策で室内環境をよくすることが大切」と語りました。
「ACTION!健康経営」でも「『花粉飛散量の表示ランク』を健康経営のヒントに」で国での取組のほか、環境省・厚生労働省による花粉症対策リーフレットを紹介。少しでも症状に悩まされないよう、花粉症に先手を打ち、快適に働けるコンディションを保つヒントになりそうです。