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ACTION!健康経営

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また、プレゼンティーイズムも年々下がり、ワークエンゲージメントも上がってきています。 山本氏:「運動習慣を身につけましょう」「生活習慣を改善しましょう」、そして「睡眠を良くしましょう」といった各種取り組みを進めたことで、プレゼンティーイズムは2020年に比べて約24パーセント減少し、10パーセント(2023年実績)まで下がっています。
上司の支援はメンタルヘルスにおいても重要で、出社しているものの業務効率が落ちている状態(プレゼンティーイズム)の改善などに欠かせません。上司が従業員をしっかり支援できるようにするには、経営者が一貫したメッセージを伝え続けることが大切です。方針がぶれてしまうと、肝心の上司のPOSが低下してしまいます。経営者の本気度と取り組みの継続性が、健康経営の実践を成果につなげる鍵です。
出社はしているが体調不良で効率が上がらない状態であるプレゼンティーイズムの存在は、組織に大きな損失をもたらしていることが分かっています。その主な要因は精神的健康であり、メンタルヘルス対策が大切です。運動習慣がある、食事に気を使っているなど、健康意識の高い従業員が多い職場では、一人ひとりに合わせたプログラムを用意すると自発的な健康づくりが進みます。
ただ、社内調査で男性従業員よりも女性従業員のプレゼンティーイズム(欠勤には至っていないが、健康問題が理由で生産性が低下している状態のこと)が低下していることが浮き彫りになりました。そのため、健康診断のデータも踏まえて、5つに絞った健康課題の中に「女性の貧血対策」「婦人科系疾患による労働力の損失」といった女性特有の健康問題に関する事項を取り入れました。
健康問題による生産性の低下を「プレゼンティーイズム」と言いますが、NCD関連のプレゼンティーズムによる生産性損失は、欠勤による損失の 2~3 倍に上るとの分析もあります。 この生産性低下により失われる労働力は、OECD・EU・G20に加盟する52カ国全体で、フルタイム従業員5,400万人分です。これはメキシコの労働者数に匹敵します。
プレゼンティーイズムへの着眼 Q:「プレゼンティーイズム※1」に着眼されたきっかけを教えてください。 (※1)プレゼンティーイズム:従業員が健康問題を抱えたまま業務を行っている状態 弊社では、健康経営は経営課題解決のために推進するという考えで進めています。そのため健康経営の取り組みが生産性向上に寄与する必要があると考えています。そこで、プレゼンティーイズムに着目しました。
引用:「SCSK提供資料」 (※)プレゼンティーイズム:何らかの疫病や症状を抱えながら出勤し、業務や労働生産性の低下を招いている状態。健康な状態で発揮できるパフォーマンスを100%としたときに過去1か月で発揮できたと感じる割合の全社平均推移。 (※)アブセンティーイズム:病気や体調不良で社員が会社を欠勤すること。
プレゼンティーイズムを考える」と題しまして、DeNA平井孝幸氏・東京大学 古井祐司氏が登壇。
畠山 2020年度までは、健診・ストレスチェック受診率、喫煙率、運動習慣者比率などの健康経営の実践と、適正体重維持者率や血圧リスク者率などの健康のアウトカムを測定していましたが、21年度は従業員の業務パフォーマンスにかかわるプレゼンティーイズム(心身の不調による生産性損失)やワークエンゲイジメント(仕事へのポジティブで充実した心理状態)などの情報の収集も始めました。
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